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COLUMN コラム

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地元の野菜を食べる意味

2021.10.19

地元の野菜を食べる意味

皆さんは野菜をどこで購入していますか? 「地産地消」という言葉をときどき耳にしますが、言葉の通り地域で生産された農産物をその地域内で消費する取組みのことをいいます。地元の野菜を食べることは私達にとってもメリットが多く、健康・安心安全への意識の高まりもあり、地元の直売所で野菜を買う人が増えています。

地元の野菜を食べると良いこといっぱい!

朝採れのトマトやなすはおいしいとよくいいますが、それは前日に溜まった栄養分がたっぷり詰まっているからだといわれています。気温が下がっている朝に収穫することで収穫後の呼吸による消耗が少なく、みずみずしさが保たれるためだとか。地元産なら輸送に時間もコストもかからないため、朝採れや樹上完熟など一番おいしいタイミングで収穫された新鮮な野菜を手軽に手に入れることができます。また、畑から食卓までの距離が近いことは輸送に伴う環境への負荷を軽減することにもなるため、地元の野菜を食べるということは地球にやさしいライフスタイルであり、地球の自然環境と私達の暮らしを守ることにもつながるのです。

地元の野菜を食べると良いこといっぱい!

旬の野菜のおいしさと食べる楽しさ

日本の四季に沿った考え方から、野菜には「旬」というものがあります。旬の野菜は、その野菜にとって最も条件の良い環境で育つため、そうでないときに比べて味が良くて栄養豊富。春は「苦味」夏は「酸味」秋は「甘味」冬は「厚味」といわれるように、味覚を楽しむだけでなく季節ごとに合った効能も持ち合わせています。
食育で身に付けたい「食べる力」とは毎日の食事の中で育まれるもの。その力を身に付けるためにも大切にしたいのが「五感で楽しむこと」です。野菜は五感で楽しめる要素が多く、種類が豊富なのも魅力のひとつ。直売所は、市場にはあまり出回らない品目の野菜が多く並び、品数も豊富です。「こんな野菜があったんだ!」「こういう食べ方があるんだ!」そんなワクワクや発見が直売所にはたくさんあります。
同じ作物でも品種によって見た目も味もさまざま。いろんな品種を買って食べ比べしてみてはいかがでしょうか。

旬の野菜のおいしさと食べる楽しさ

野菜のテーマパーク・直売所へ行こう!

地元の農家さんが朝一番に直接運び込む直売所の野菜・果物は毎日が新鮮!「採れたてのおいしさを届けたい」という農家さんの思いがいっぱい詰まっています。

野菜のテーマパーク・直売所へ行こう!

直売所とスーパーの違いは「市場を経由するかしないか」
スーパー等の小売店の野菜は、市場を経由して消費者の元へ届きます。そのためどうしても時間がかかってしまい、鮮度はどんどん落ちていきます。新鮮さが命ともいわれているレタス、トウモロコシ、筍などは日持ちがしないため、どんなに甘い品種でも時間が経てば経つほど味が落ちてしまいます。特に、筍は時間が経つとアクが出て苦味やえぐみが強くなるため「朝掘ったらその日のうちに」といわれるほど。そんなデリケートな野菜も畑直送の直売所なら最もおいしい状態で買うことができ、「朝採れトウモロコシ」や「朝掘り筍」として出回っています。

直売所ってどんなところ?
栽培技術の向上によって年間を通して出回る野菜も多い中、露地野菜を中心に扱う直売所は旬を感じて味わうことができる場所です。棚台には季節の野菜や果物のほか、地元のお母さんたちが作った手作りのジャムやお菓子、お惣菜などの加工品も並びます。
商品のひとつひとつに農家さんの名前が記載されているため、誰がどこでつくったものなのか、顔が見えることは安心感につながります。農家さんによって栽培している品種や味も異なるので食べ比べてみるのも楽しいです。 使い方が分からない野菜は、その野菜をよく知る農家さんから直接おいしい食べ方を教えてもらえることも。料理のレパートリーが増えれば、毎日の食事作りがもっと楽しくなるはずです。

店舗施設によっては野菜の収穫体験や食育体験など親子で楽しめるところもあります。時期によってはイベントを開催している店舗もあるので、定期的にお店のHPをチェックしておきましょう。横浜市内には多くの直売所が点在しているので、近くの直売所を探してさっそく足を運んでみてはいかがでしょうか。

旬直売所ってどんなところ?

(執筆・監修)
料理家 桜井 さちえ
野菜ソムリエ/ナチュラルフード・コーディネーター